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こんちには、だんだん冬らしくなってきてのに、いまから冬支度を始めるこうです。
今日は、我が家の頼もしい番犬であり家族の秋田犬「ギン」についてお話したいと思います。
ギンが来たのは今から7年ほど前です。妻の知人から「秋田犬を飼える人を探しているんだが、飼い主が見つかるまでの間、世話を見てほしい」と連絡がありました。
お世話になっている方でしたので、二つ返事で承諾しました。何より前々から大型犬に興味があったからというのもあります。
ギンが来る前に以前の飼い主から犬の状態を知人づてに聞いたときは
「言うことを聞かない、すぐ吠える、すぐ噛んでくる、とても利口じゃない犬だ」
というのが、以前の飼い主の話でした。
しかし、よくよく聞いていくと、元々飼っていたのは若い青年で、自身が就職を機に上京するので犬は連れて行かないから、実家に置いていく。しかし、実家にいる老夫婦では面倒を見れないから、保健所に預けてしまおうと考えていたようです。
それを知った隣人が妻の知人へ連絡し、保護、そして我が家へ連絡が来たとういところでした。
当時は長女が生まれて半年程度であり、万が一ということも考えましたが、保健所に預けられれば、ほぼ殺処分は間違いありません。そんな現状を知った上で断る選択肢など、毛頭ありませんでした。
そして、ついに秋田犬が我が家に来ました。私は仕事が終わってからでしたので、実際にあったのは夕方でした。
写真で見るのと、実際に見るのは大違いでした。
とても凛々しく、そして穏やかな表情をしていたような記憶があります。
伝え聞いていた話とは全く違う印象でした。
さすがに触ろうとすると警戒してはいましたが、吠えもせず、噛みつくこともせず、それどころか長女には興味津々で匂いを嗅いだりするほど。
とても賢い犬でした。元々和犬は飼い主に強い忠誠心を持つと言われており、それがまさにこの姿ではないかと思いました。(別に前の飼い主をどうこう言うつもりはありませんが…)
そんな秋田犬「ギン」、この名前は前の飼い主がつけていたものでした。
当初は違う名前をつけようと考えましたが、ふとある小説を思い出しました。
「銀牙 ー流れ星 銀ー」
そこに登場する秋田犬「銀」、熊犬として産まれ幼いながらに巨大な敵に立ち向かう運命を持った犬の一生を描く小説です。(正統続編は「銀牙伝説WEED」です。どちらも大変おもしろいので、ぜひ見てください。)
この「銀」と我が家に来た「ギン」は全く違います。熊犬でもなく、冒険をするわけでもありません。
それでも、この子にはピッタリの名前だと思い、僕たちも「ギン」と名付け、世話をしていくようになりました。
そんな「ギン」ですが、さすがに一筋縄ではいかないところもたくさんありました。
そのお話は、また別の機会に書いていきたいと思います。
以上、こうでした。
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