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なぜファットバイクで“巡航20km/h”が難しいのか?3つの原因と今すぐできる対策

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最近、夜練にハマっています。
ただ──「どうしてもトップスピードが伸びない」。

寒空の下をファットバイクで走っていると、妻から「温度差で死なないでね」と笑われますが(笑)、本人はけっこう真剣です。
「脚は回しているのにスピードが上がらない」「平地なのに20km/hを超えない」…そんなもどかしさを感じている人、きっと多いのではないでしょうか。

この記事では、ファットバイクのトップスピードが伸び悩む3つの原因と、すぐに実践できる改善方法をまとめました。
週末ライダーの私が実際に試して効果を感じたリアルな内容です。


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原因①:脚力(エンジン=自分)の限界

まず、シンプルに「乗っている本人の脚力不足」。
いわゆる“貧脚”というやつですね。

ファットバイクはタイヤも車体も重く、慣性が大きいため、加速するのにかなりのパワーが必要です。
特に登坂や向かい風では、その差が如実に出ます。

対策

  • 週2回のインターバル練習を導入する(例:30秒全力→1分ゆるめを5セット)
  • 平日は10分でもローラーや坂道ダッシュで「心拍を上げる練習」を入れる
  • 「踏む力」より「回すリズム」を意識する(90rpm前後を目安)

筋力トレーニングも大切ですが、「心肺と脚の連動」を鍛えることで、少ない力でも高出力を維持できるようになります。


原因②:タイヤの摩擦抵抗が大きい

ファットバイク最大の特徴は、幅広の極太タイヤ。
しかしこれがスピードアップの“壁”にもなります。

地面との接地面積が広いため、どうしても転がり抵抗が増えるんです。
ロードバイクのタイヤが25mm幅前後なのに対し、ファットバイクは100mm近い幅があります。
単純計算でも抵抗は数倍に増加。

対策

  • タイヤ空気圧を高めに維持(例:0.6bar→0.8〜1.0bar)
  • チューブレス化で転がり抵抗を減らすのも有効
  • 路面に合わせて空気圧を調整(舗装路では高め、砂地では低め)

ただし、高圧にしすぎると衝撃吸収が落ち、乗り心地が硬くなるので注意。
「舗装路メインなら少し高め」「オフロード主体ならやや低め」がベストです。


原因③:車体と体重の“合計重量”が重い

ファットバイクはそもそも車体が重い上に、ライダー側の体重も加わります。
平地巡航では慣性が働くものの、加速・登坂では大きな負担に。

特に停止→発進を繰り返す通勤ライドでは、この重量差が如実に現れます。

対策

  • 体重を1〜2kg減らすだけでも違う
     体重1kg減=1%前後の出力ロス減少とも言われています。
  • 食事制限よりも「間食カット+水分補給」を意識
  • 通勤・週末ライドで「脂肪燃焼ゾーン(心拍60〜70%)」を意識的に維持

また、キャリアやラックを常時つけっぱなしにしているなら、外して軽量化するのも効果的です。


今すぐできる3つのアクション

  1. 今日のライド前に空気圧を測る
     →「いつもより0.1bar上げて」走りの変化を体感しよう。
  2. インターバル練習を1セットだけ入れる
     →たった5分でも違いが出る。
  3. ライドログに体重・空気圧・平均速度を記録する
     →データを見返すと“原因の傾向”が見えてきます。

まとめ:ファットバイクは“努力が数字に出る”乗り物

ファットバイクはもともと砂地や雪道を走るために作られたバイク。
だからこそ、「速く走る」には工夫が必要です。
ただ、その分、努力がすぐ数字に現れる楽しさもあります。

自分の脚で、機材を最適化して、昨日よりも速く――
その積み重ねが、やがて「巡航20km/hの壁」を越える力になります。

走りながら、自分の成長を感じられる。
それがファットバイクの魅力の一つだと思っています。


💡最後に:あなたの「伸び悩みポイント」はどこ?

・脚力?
・タイヤ?
・体重?

コメント欄で教えてください。
一緒に“次の一段”を目指しましょう。


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