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【狭い玄関×ファットバイク】Steadyrack Fat Rack は置けるのか?

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ファットバイクを縦置きしてショールームみたいに室内保管したい──。
しかし、広くない日本の玄関で縦置きラックを導入できるのかどうかは、カタログスペックだけでは判断が難しく、実際の寸法で冷静に考える必要があります。

本記事は、筆者であるわたし自身が 「Steadyrack Fat Rack が本当に玄関で使えるのか?」 を検討するために、 公式仕様と実測値だけを用いて整理した“検討記録” です。

今回、実際にメジャーで測った玄関の通行スペースを除いた有効範囲は 幅170cm × 奥行50cm
所有しているファットバイクは 26インチ・タイヤ幅4.0・重量約14kg(アルミフレーム) です。

なお本記事は、現時点ではまだ Steadyrack Fat Rack を購入していない段階での内容であり、 購入レビューではなく、「購入前に実測と公式情報を突き合わせた検討記事」 として書いています。
推測情報や、公式サイト・代理店情報にない内容は一切含みません。


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1. Steadyrack Fat Rack の公式仕様をあらためて整理する

ファットバイクは、一般的なクロスバイクやロードバイクとは異なり、 タイヤ幅と重量が大きい という特徴があります。
そのため室内保管を考えるとき、「そもそもラックが対応しているのか?」という点が、最初のチェックポイントになります。

Steadyrack Fat Rack は、ファットバイクに対応することを前提に設計されたラックで、公式仕様はおおむね次の通りです。

  • 対応タイヤ幅: 2.8〜5.0インチ
  • 対応ホイール径: 〜26インチ(ショップによっては 26〜29インチ対応と表記される場合もあり)
  • 最大積載重量(ラック本体): 35kg クラス
  • 前提条件: フェンダー・マッドガード無しのタイヤを想定

この仕様だけを見ても、一般的な縦置きスタンドやシンプルなフック型と比べて、 ファットバイク向けに作られているラック であることが分かります。

強力ラブリコ+2×4材で使う場合の重量制限

今回の検討では、ラックを直接壁に固定するのではなく、 2×4材+強力ラブリコ を使って突っ張り柱を立て、その柱に Steadyrack を固定する前提としています。

この場合、実質的な許容重量は 「ラック本体」ではなく「ラブリコ側」 で決まってきます。

  • Steadyrack Fat Rack 本体: 最大 30〜35kg クラス(ラック側には十分な余裕)
  • 強力ラブリコ+2×4柱: 自転車重量 16kg まで(メーカー推奨値)

今回のファットバイクは 約14kg(アルミフレーム) なので、この 「16kgまで」という制限の中に収まっている ことになります。


2. 今回検証する玄関の条件(実測値で確認)

ここからは、実際に住んでいる家の玄関をメジャーで測った結果をもとに、 Steadyrack Fat Rack が設置可能かどうかを考えていきます。

玄関スペースの実測値

  • 玄関の有効スペース: 幅 170cm × 奥行 50cm
  • 天井高: 257cm(ラック使用には十分な高さ)
  • 玄関ドア: 外開き(ラックやバイクとの干渉なし)
  • 壁側の障害物: なし(スイッチや棚などに干渉しない前提)
  • 取り付け方法: 2×4材+強力ラブリコで柱を立て、その柱に Steadyrack を固定

今回は 2×4柱に取り付けるため、 壁の素材(壁紙クロス/石膏ボード)の強度は評価対象としません。
あくまで「玄関の空間としてどれだけ余裕があるか」に絞って判断します。

所有ファットバイクの実測情報

  • 全長: 約 175cm
  • タイヤ幅: 4.0インチ
  • ホイール径: 26インチ
  • 重量: 約 14kg(アルミフレーム)
  • フェンダー・マッドガード: なし

タイヤ幅 4.0インチ・26インチホイールという条件は、Fat Rack の対応範囲に収まっており、 仕様上の適合性は問題ない と言えます。

一方で、 玄関幅170cmに対してバイク全長175cm という、わずか 5cm 分の不足がある点は、そのまま残る事実です。
この 5cm が「なんとかなるのか」「どうにもならないのか」は、 公式情報だけを見る限りでは、 「足りない」という判断にせざるを得ません。


3. 公式FAQに基づく「スイング時の必要奥行き」

Steadyrack の大きな特徴は、 ラック自体が左右にスイング(ピボット)する構造 を持っていることです。
壁に対して垂直に立て掛けた状態から、ラックの軸を中心に回転させ、バイクを壁際に寄せることで、通路スペースを確保できるようになっています。

ここで重要になるのが、Steadyrack 公式FAQに記載されている 「スイング時にどれくらい飛び出すか」 という数値です。

  • ロードバー(ドロップハンドル)の場合:壁から約 40cm
  • MTBバー(フラットバー)の場合:壁から約 1m

ファットバイクの多くは MTB 系の幅広なフラットバーを採用しているため、 実際に必要となる奥行きは「約1m」に近い ものと考えるのが妥当です。
この値は推測ではなく、公式FAQに明記されている数値に基づいています。

奥行50cmの玄関ではどうなるか

今回の玄関は、 奥行が 50cm しかありません。
一方、Steadyrack 側が公式に示している必要な飛び出し量は、 MTBバーで 約1m です。

つまり、 必要奥行き(約1m)のちょうど半分しかスペースがない ことになります。

このため、奥行き 50cm の玄関では、 Steadyrack の「横に倒して省スペースにする」という本来のメリットを活かせない という結論になります。
これはあくまで、公式FAQで示されている数値だけをもとにした場合の判断です。


4. バイク全長175cm × 玄関幅170cm:悩ましい5cm問題

もう一つ重要なのが、 バイク全長175cm と 玄関幅170cm の関係 です。

数値だけを見ると、「あと 5cm だけ足りない」という状態で、 なんとか工夫すれば入ってしまいそうな印象を受けるかもしれません。

しかし、Steadyrack の使用方法は、

  • バイクを後輪で立てる
  • 前輪をまっすぐにしてラックのトレイに転がし入れる
  • 必要に応じてラックを左右にスイングさせる

という、 ある程度決まった姿勢と動作 を前提にしています。

ラックに掛けたとき、前輪が床から少し浮くことで“見かけの全長”がわずかに短くなる可能性はありますが、 この点について具体的な寸法が公式に示されているわけではありません。

本記事では「公式情報と実測のみ」を扱うという方針のため、 ここを推測で補うことはせず、 玄関幅170cmに対して全長175cmは、事実として“わずかに不足している” という結論にとどめます。

つまり、 今回の玄関環境において「幅方向」もギリギリ厳しい という判断になります。


5. 重量の確認と、他社ファットバイクとの比較

最後に、重量面の確認と、代表的なファットバイクとの比較を行います。
ここでは、メーカー公式スペックや信頼できる比較サイトに記載されている重量 のみを引用し、推測値は使いません。

繰り返しになりますが、 今回のボトルネックは「ラブリコの16kg制限」 です。
Steadyrack 本体は 30〜35kg クラスまで対応しているため、ラック側の強度に関しては余裕があります。

では、他社の代表的なファットバイク完成車はどの程度の重量なのでしょうか。
以下に一例として、公式または信頼できる情報源から得られるデータを簡単にまとめます。

ファットバイク重量比較表(参考)

メーカー / モデルフレーム素材ホイール径参考重量(約)備考
筆者所有バイクアルミ26"約14kgタイヤ4.0 / フェンダーなし(実測)
Specialized Fatboyアルミ27.5"約14.7〜15kg代表的なアルミファット
Salsa Mukluk Deore 11アルミ26"約15kgアドベンチャー系ファット
Trek Farley 5アルミ27.5"約16.2kgやや重量級寄りのアルミ
Surly Ice Cream Truckスチール26"約15.7kgスチール製・5インチ対応の代表格

この表を見ると、多くのアルミ/スチール製ファットバイクは 14〜16kg台 に分布していることがわかります。

今回のバイク(約14kg)はその中でも比較的軽い部類であり、 ラブリコの16kg制限の範囲に余裕を持って収まっている と言えます。

一方で、例えば Trek Farley 5 のように 16kg を超えるモデルや、 重めのスチールフレーム車を選ぶと、 16kg制限を超えてしまう可能性が出てくる 点には注意が必要です。

これから Steadyrack Fat Rack+ラブリコ柱での運用を考えている場合は、 「自分のバイクが何kgなのか」をできれば実測して確認する ことをおすすめします。


6. 現時点での結論まとめ

ここまで、 Steadyrack Fat Rack の公式仕様と、 実際の玄関・バイクの実測値だけを使って検討してきました。

そのうえで、現時点で言える結論は次の通りです。

結論1:奥行50cmではスイング収納は成立しない

公式FAQにより、MTBバーの場合は 「スイング時に壁から約1m飛び出す」 ことが明示されています。
今回の玄関奥行は 50cm しかないため、 Steadyrack のスイング機能を前提とした収納は物理的に成立しません。

結論2:バイク全長175cmに対し、玄関幅170cmは不足

所有バイクの全長は約175cm、玄関の幅は170cm。
ラックの取り付け位置や高さによって見かけの寸法が変化する可能性はあるものの、 本記事では推測を一切含めないため、 「幅方向についても、確実な意味では不足している」 という結論にとどめます。

結論3:重量については問題なし

強力ラブリコ+2×4材の制限は「自転車重量16kgまで」であり、 所有バイクの約14kgはその範囲内に収まっています。
重量面については、 今回のバイクに関しては問題なし と判断できます。

総合的な判断

以上を踏まえると、 今回の玄関(幅170cm × 奥行50cm)という条件では、Steadyrack Fat Rack の本来の省スペース性能を活かすことは難しい という結論になります。

これはあくまで、 Steadyrack の公式情報と、実際にメジャーで測った寸法だけを元にした「購入前検討時点の判断」 です。
実際に導入するかどうかは、今後さらに検討しつつ、 玄関レイアウトの見直しや別の保管方法との比較も含めて考えていきたいと思います。

同じように、 「ファットバイクを室内保管したいけれど、玄関が狭い」 という方の参考になれば幸いです。

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