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トレイルバイクを選ぶ理由──XCから一歩進んだ“山遊び”の相棒

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バイク選びの話
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XCバイクで山を走り始めると、だんだんと
「もう少し下りを安心して楽しみたい」
「段差や岩場も、怖がらずに遊びたい」
こんな気持ちが出てくることがあります。

そんなときに選択肢に上がるのが、トレイルバイク(Trail Bike / TR)です。
普段のサイクリングもこなせるけれど、山に入ったときの安心感や“遊べる幅”がXCより一段上。
僕自身、XCに慣れてきた頃に「もっと山を深く楽しみたい」と思ってTRに乗り換えたことがあります。

XCよりちょっとタフで、ちょっと自由で、ちょっとワイルド。
そんな“余裕と遊び”をくれるのがトレイルバイクです。
この記事では、トレイルバイクの特徴・向いている人・XCとの違い・選び方のポイントを、僕の経験も交えながらわかりやすくまとめていきます。


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トレイルバイク(TR)ってどんなMTB?

トレイルバイクは、ひと言でいえば
「山を楽しく、安全に、気持ちよく走るためのオールラウンドMTB」です。

XCバイクよりサスペンションのストローク量が多く
・下りの安定感
・荒れた路面での安心感
・登りと下りのバランス
のすべてを高いレベルでまとめたカテゴリになります。

XCが“走行効率のいいスポーツカー”だとしたら、
TRは“遊びもこなせるオールラウンダーSUV”のような存在。
登りもこなしつつ、下りやテクニカルなセクションを「怖い」から「楽しい」に変えてくれるバイクです。


トレイルバイクが向いているのはこんな人

次のどれかに当てはまるなら、TRはかなり相性が良いと思います。

  • XCより下りの安心感がほしい
  • トレイルで段差や岩、根っこをもっと楽しみたい
  • 軽いジャンプやパンプトラックにも挑戦してみたい
  • 軽快さより楽しさと安定感を優先したい
  • 山やトレイルを走る時間が長い/そういう環境が身近にある

僕自身も、最初はXCで山を走っていましたが、
「下りで少しでもミスると怖いな」と感じる場面が増えてきて、TRの安定感に助けられたことが何度もあります。
特に、“怖さより楽しさが勝つ” 走りをしたいなら、TRはすごく心強い存在になります。


XCとの違いが一目でわかるポイント

XCとTRの大きな違いを、ライト層向けにざっくりまとめるとこんな感じです。

  • サスペンション量
    XC:100〜120mm前後 / TR:130〜150mm前後
    → 下りや荒れた路面での余裕がまったく違います。
  • 安定感
    重心が低く、ホイールベースも少し長め。
    → 急な下りでも、車体が「まっすぐ」進んでくれる感覚があります。
  • 重量
    TRはXCよりやや重くなりますが、そのぶん路面に吸いつくような安心感があります。
  • 遊べる幅
    段差・ドロップ・軽いジャンプなど、
    XCだと躊躇する場面でもTRなら「行ってみようかな」と思いやすいです。

XCは「速く・軽く・遠くへ」。
TRは「楽しく・安心して・自由に」。
同じ山でも、バイクの性格が違うだけで楽しみ方がだいぶ変わります。


トレイルバイクのメリットとデメリット

メリット

  • 下りの安定感と安心感が高い
  • 荒れた路面や段差に強く、怖さが減る
  • トレイルでの「遊び」の幅が広い
  • 低速でもコントロールしやすく、失速しにくい
  • 山でのライドが純粋に楽しくなる

デメリット

  • XCより車体が重めで、登りは少し頑張る必要がある
  • 街乗り中心だとオーバースペックになりやすい
  • サスペンションが増えるぶん整備コストも上がる

用途の目安としては、
「街:山=2:8 くらいで山が多い」人ほどTRの良さを強く感じやすいと思います。


トレイルバイクを選ぶときのポイント

ライト層でも迷いにくいように、チェックしたいポイントを絞っておきます。

  • サスペンション量:130〜150mm
    → 初めてのTRならこのあたりが万能帯。
  • フルサスペンションが基本
    → 下りや荒れた路面の楽しさと安心感が段違いです。
  • フレーム素材
    アルミで十分実用的。軽さや反応性を重視するならカーボンも選択肢。
  • ブレーキは油圧ディスク必須
    → 山でのコントロールが安定します。
  • タイヤ幅:2.35〜2.5インチ
    → グリップと安心感を両立できる太さです。

TRは、性能が上がるほど「速さ」だけでなく“優しさ”も増すカテゴリ。
ビギナーを助けてくれる部分も大きいので、
「山をメインに遊びたい」と決めているなら、多少いいグレードを選ぶのもアリだと思います。


僕が選ぶ、おすすめトレイルバイク一覧

ここからは、日本でも入手しやすいメジャーブランドから、
XCからステップアップしたい人にもおすすめしやすいトレイルバイクを4台ピックアップします。
価格はすべて日本公式サイト掲載の完成車価格(フレーム+コンポ+ホイール込み)です。

Trek Fuel EX 8 Gen 7

トレイルバイクのど真ん中ともいえるオールラウンダー。
前150mm / 後140mmのサスペンション量で、登り〜下りまでバランス良くこなします。
日本公式価格:550,000円(税込)
XCからのステップアップ1台目として、かなり選びやすいモデルです。

Specialized Stumpjumper 15 EVO Alloy

「迷ったらこれ」と言われることも多い、トレイルカテゴリの定番モデル。
軽快さと遊びやすさのバランスが良く、扱いやすい乗り味が特徴です。
日本公式価格:429,000円(税込)
下りを楽しみたいけれど、登りもしっかりこなしたい人に向いています。

Giant Trance X 1

安定感の高さとコスパの良さで選びやすい1台。
前150mm / 後135mmのサス量で、日本の里山トレイルにもマッチしやすい性格です。
日本公式価格:550,000円(税込)
TR入門〜中級まで長く付き合えるバイクを探している人におすすめです。

Santa Cruz Hightower 3

価格帯は高めですが、そのぶん「長く乗り続けたい」と思わせてくれる本格TR。
前150mm / 後145mmのサス量で、ロングトレイルや長い下りも安心して楽しめます。
日本公式価格:806,080円(税込)
将来的にいろいろなフィールドでMTBを楽しみたい人の“相棒候補”になる1台です。


おすすめトレイルバイク比較表(フレーム素材・サス量・価格)

細かいジオメトリではなく、ライト層でもイメージしやすい軸として、
フレーム素材/サスペンション量/重量の目安/価格を並べた比較表です。
重量はサイズや年式で変わるため、あくまで目安として見てもらえれば大丈夫です。

モデルフレーム素材サスペンション量重量(目安)価格(日本公式・完成車)キャラクター
Trek Fuel EX 8 Gen 7アルミ前150mm / 後140mm約14kg前後550,000円万能型。登り〜下りまでバランス良く楽しめる。
Specialized Stumpjumper 15 EVO Alloyアルミ前150mm / 後145mm前後約13.5〜14kg台429,000円軽快で遊びやすい。初めてのTRにも向く扱いやすさ。
Giant Trance X 1アルミ前150mm / 後135mm約14kg前後550,000円安定感重視。里山トレイルからロングライドまで幅広く対応。
Santa Cruz Hightower 3カーボン前150mm / 後145mm約14kg台806,080円本格派。長い下りや多彩なフィールドで遊びたい人向け。

まとめ:TRは“山をもっと楽しみたい人”のための1台

トレイルバイク(TR)は、
下りの安心感・荒れた路面への強さ・遊びの幅が魅力のMTBです。
XCで山に慣れてきて、「もう少し踏み込んだ遊びをしてみたい」と思ったとき、
その一歩を支えてくれるのがTRだと感じています。

僕にとってTRは、
“怖さを減らして、笑って帰ってこられるバイク”でした。
同じ山でも、バイクが変わるだけで見える景色が変わります。


次のステップ:XCとTRを比べて、自分に合う1台を探そう

もしまだXCとTRで迷っているなら、
「どれくらい山に行きたいか」「どれくらい下りを楽しみたいか」を基準に考えてみてください。
普段の街乗りも大事ならXC寄り、山遊びの時間が長くなりそうならTR寄り──。
そんなふうに、自分のライドスタイルから逆算して選ぶのがおすすめです。

このTR記事と、XCの記事をセットで読んでもらえれば、
きっとあなたらしい“最初の1台”や“次の一台”が見えてくるはずです。

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