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秋田犬と人生をともにするために必要なことの話

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犬・猫・ペット
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こんにちは、寒くても雪が降っても、僕がうつで動けなくても秋田犬「ギン」に散歩に連れて行かれるこうです。

今回は、秋田犬を迎えたい人に向けて、僕自身の経験を踏まえて、これだけは外せない&抑えておきたいポイントを紹介します。

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まず秋田犬の本質とは

秋田犬は忠犬ハチ公でも知られるように、飼い主や家族に対して非常に忠誠心が高く愛情深い犬種です。大型犬でありながら、おっとりとした表情やふわふわな毛並みから、優しさや癒しを感じる人も多でしょう。反して、古来より狩猟の良き相棒として付き従ってきた秋田犬は、その攻撃性の高さや狩猟対象を執拗に追いかける習性もあります。ただ可愛いという側面のみならず、秋田犬のもう一つ顔もよく考慮する必要があります。

秋田犬を飼うために飼い主がやらなくてはならないこと3選

主従関係をはっきりさせられる躾ができる

序章で、秋田犬は「飼い主や家族に対して非常に忠誠心が高く愛情深い犬種」と言いましたが、これは子犬の頃からしっかりと躾を出来ている場合です。躾がしっかりとされず、ただ甘やかされる、またはただ放置されて育った秋田犬は、飼い主や家族を自分より序列が低いとみなし、反抗的または攻撃的になる場合があります。もちろん個体差があるため、必ずそうなるわけではありませんが、躾と主従関係をはっきりさせる必要があります。

躾のためには、飼い主の秋田犬に対する知識と躾の技量が求められます。ただ飼いたいという気持ちだけでは秋田犬と人生をともにすることは出来ません。十分に注意しましょう。

しかし、しっかりとした躾をすることは、十分な信頼関係を築くことができるということ。しっかりとその子を受け入れてあげましょう

時間をしっかりと取ることができる

単純なようで、意外と難しいこと。それは秋田犬のための時間をしっかりと確保することです。
大型犬である秋田犬は、個体にもよりますが十分な運動量が必要であるため、朝夕の散歩に1時間以上を費やす必要があります。大型犬を迎えたいと考えている人からすれば当然の話しですが、生活をしていると必ず時間が取れない場合が出てきます。仕事の都合、家族の都合、自身の都合などなど、様々な要因が重なり時間を取れない場合が出てきます。その間にも、秋田犬は辛抱強く待っていてくれますが、ストレスが溜まる一方です。

ストレスが溜まりすぎれば、体への不調や、飼い主や家族に対して攻撃的になる場合があります。
この点も十分に抑えるべきポイントでしょう。

秋田犬を診てくれる病院を必ず見つけておく

秋田犬も個体により病気が発病しやすい個体や環境により体調不良に陥る場合があります。僕の家にいるギンは夏になると必ず蚊に刺されて、鼻先が腫れてしまいます。近くに病院はあるものの、以前秋田犬を飼っている方を診療した際、従業員が噛まれ大変な騒ぎになったことから、あまり秋田犬は診察しないようにしていると、以前から釘を刺されていました。(僕がしっかりとギンを抱き込み暴れないようにすることで、やっと診察していただけます。)

このように動物病院によっては秋田犬を診察しない、または診察や注射の際、飼い主がしっかりと抑えてあげないといけないなど、他の犬と違い一筋縄では行きません。

必ず秋田犬を迎える前に、近くの動物病院に相談しましょう。

屋内と屋外で飼うときの注意点

屋内で飼うならば食事時に要注意

飼い方は人によって様々で、屋外・屋内で飼う方がいらっしゃると思います。まず屋内で買う場合の注意点です。

食事時は、他の犬と同様に人の食べ物に興味津々で食べに来ようとします。しっかりと躾をしても抑えきれない場合があります。

そんなとき、不意に取り返そうとしてまたは取り合いになり、噛まれたという事例は以外にも多くあります。これは秋田犬に限らず、どんな犬でも注意する必要があります。

海外では、大型犬が子どもと食べ物の取り合いになり、子供が噛まれ大怪我をしたなんてニュースもあります。

屋外で飼うときは周囲の環境に要注意

秋田犬は飼い主や家族に対しては忠誠心が高く愛情深い犬種ですが、見知らぬ人に対しては、家族を守るため攻撃的になります。

その場合、必要になるのは100kg以上の牽引力を抑えるための頑強なリードとドッグアンカーです。

そして、他にも必要なもので、可能であれば自宅全体を囲う事のできる塀を作ることです。

秋田犬を含む和犬は洋犬と違い、柵や塀を飛び越える行為をあまりしませんが、塀を作ることには他の理由があります。

それは近隣の住人が安易に近づけないようにするためです。

秋田犬を飼うと、必ずと言っていいほど注目を浴びます。そして注目を浴びると必ず近づいて触ろうとする人が出てきます。

前段にも書いたように、見知らぬ人に対しては攻撃的になります。安易に触れようものなら100gk以上の咬合力で、その手を噛み千切るでしょう。さらに、狩猟対象が息絶えるまで離そうとしない習性から、一度噛まれるとまず離しません。

不幸な事故が起きないよう、飼い主は責任を持って環境を整備する必要があります。

もちろん、周囲の方にも十分理解して貰う必要があるため、コミュニケーションも欠かさずに行いましょう。

最後に

秋田犬はその愛くるしい表情や性格から、日本に留まらず海外でも人気の犬種です。しかし、飼うために必要なこと、求められることもたくさんあります。

しっかりとその点を理解したうえで、秋田犬を迎えましょう。

前項までかなりネガティブなことも書いていしまいましたが、他の秋田犬に触れる機会があると、とても温厚で、よく撫でさせてくれます(飼い主には必ず許可をもらいましょう)。

我が家の秋田犬は、以前の環境の影響から人間不信の部分があるため、他の人に触って頂ける機会は殆どありませんが、それでも家族には愛くるしい表情を見せて、時には子どもたちを守るため、見知らぬ人間を警戒する、とても優秀な番犬でもあります。

是非、皆さんも最高の家族を迎えられるよう、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

以上、こうでした。

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